ご案内

当サイトは、経済産業省・IPA の公式サイトではありません。株式会社nanaumiが運営する、SCS評価制度の支援サービスの情報サイトです。掲載している会社から、広告料・紹介料などの報酬を受け取っていません(2026年9月27日時点)。掲載について

トップ > 基礎知識 > SCS評価制度の登録組織の公開とロゴマーク:台帳に載る項目と、まだ決まっていないこと

SCS評価制度の登録組織の公開とロゴマーク:台帳に載る項目と、まだ決まっていないこと

更新日:2026年9月30日 作成:SCS対策比較ラボ 編集部(調査の方法と編集の方針)

SCS評価制度で★3・★4を取得(登録)した組織は、IPA の「登録組織台帳」に登録され、IPA のサイトで公開される予定です。登録組織は、IPA が定める条件でロゴマークを使えますが、その条件もロゴマークそのものも、2026年9月30日時点ではまだ公開されていません。

登録された組織の公開とは

「登録組織」と「台帳」

IPA の基本規程では、次のように定めています(要約)。

  • 登録組織:IPA によって登録組織台帳に登録され、公開されている組織(基本規程 2.1.10)
  • 登録組織台帳:★3・★4・★5 の登録がされた組織を記載する台帳(基本規程 1.3.23)
  • IPA の役割:登録組織の一覧を登録して公開することは、制度運営機関である IPA の仕事の一つ(基本規程 2.1.3)

★3 は、申請の内容に不備がなければ台帳に登録して遅滞なく公表し、★4 は、申請の内容に問題がなければ台帳に登録して遅滞なく公開する、と定められています(基本規程 3.1.1・3.2.1)。経済産業省 FAQ Q3 でも、★3・★4を取った企業は IPA のサイトで公開する予定と説明しています。

つまり、★は「取ったと名乗るもの」ではなく、IPA の台帳に載って公開されることで確かめられるものです。

台帳に載る項目のイメージ

制度構築方針 p.25 には、台帳の項目のイメージが示されています。企業名や所在地、適用範囲などを台帳に登録し、IPA の Web ページなどで検索して見られるしくみをつくる予定です。

項目 ★3 ★4
区分、ID、法人名・屋号、所在地 載る 載る
法人番号 法人のみ 法人のみ
登録日、有効期限 載る 載る
適用範囲(組織・部門など、システムなど) 載る 載る
評価機関名、技術検証事業者名 なし 載る

出典:制度構築方針 p.25(要約)

ただし、方針 p.25 には、この図は方針をつくった時点のイメージで、台帳の項目や公開のしくみは今後具体化する、と書かれています。実際の項目と公開のしかたは未定です。

発注者から見た使い方

制度構築方針 p.14 では、取引先の対策状況を確かめる方法の例として、取引先から★の取得状況について回答を受け取るか、制度の運用主体が管理する Web サイトなどで確かめることが挙げられています。台帳に適用範囲や有効期限が載れば、発注者は「自社との取引に関わる範囲が入っているか」「有効期限が切れていないか」を確かめやすくなります。発注者側の考え方は「発注者として取引先に★を求めるとき」で説明しています。

ロゴマークの使い方の決まり

決まっていること

基本規程 4.1 では、登録組織の権利として、IPA が定める条件に従い、自分が本制度の登録組織であると表明し、ロゴマークを使うことができる、と定めています。

ここから言えることは次のとおりです。

  • ロゴマークを使えるのは、登録組織(台帳に登録され公開されている組織)です
  • 使い方には、IPA が定める条件があります

まだ公開されていないこと

  • 制度ロゴマーク:第3回運営審議委員会の配付資料 p.8 では、制度ロゴマークは「商標登録後に公開予定」とされています。同じページで、英語の名称は「Supply Chain Security Assessment Program(SCS-AP)」、愛称は「SCS(エスシーエス)」と示されています
  • 使う条件:IPA が定める条件は、まだ公開されていません
  • 取得後の表示のしかた:取得した企業が社外に知らせる方法は、IPA が今後公表します(経済産業省 FAQ Q13)

このため当サイトでは、ロゴマークの画像を載せていません。IPA の利用規約では、IPA のロゴマークなどを使いたいときは問い合わせが必要とされています(IPA「ウェブサイトのご利用について」)。

まだ決まっていないこと

項目 状況
台帳の項目 未定(方針 p.25 のイメージのみ)
公開・検索のしかた 未定(今後具体化)
制度ロゴマークのデザイン 商標登録後に公開予定
ロゴマークを使う条件 未定(IPA が定める)
取得後の社外への周知・広報の方法 未定(IPA が公表予定)
公開が始まる時期 未定。申請受付は2027年3月の予定(第3回配付資料 p.4)で、受付より前に公開される登録組織はない

進め方と注意点

  • 取得前に★を名乗らない:ロゴマークを使えるのは登録組織です。登録される前に「★3 取得済み」のような表示をすると、取引先に誤解を与えるおそれがあります。準備の状況を伝えるときは、「★3 の取得に向けて準備中」のように事実を書きます
  • 有効期限を管理する:★3 は1年、★4 は3年の有効期間があります(基本規程 3.1.2・3.2.2)。満了日の前に更新を申請していれば、審査が終わるまで登録は有効です
  • 登録は取り消されることがある:虚偽の申請などの不正がわかった場合、登録を取り消されることがあります(基本規程 3.1.3・6.3)
  • ★は安全の保証ではない:★は、取得や更新の時点で水準を満たしていることを示すものです(制度構築方針 p.4)。基本規程 6.6 でも、制度は登録組織の対策の有効性を保証しないと定めています
  • 格付けではない:制度は対策の状況を見える化するもので、事業者のレベルを競わせる格付けではありません(制度構築方針 p.4)

登録までの流れは「評価の流れ」、★ごとの違いは「★3とは」「★4とは」で説明しています。

まとめ

  • ★3・★4を取得(登録)した組織は、IPA の登録組織台帳に登録され、公開される予定です
  • 台帳には、法人名、所在地、有効期限、適用範囲などが載るイメージが示されていますが、実際の項目は未定です
  • 登録組織は、IPA が定める条件でロゴマークを使えます。ロゴマークは商標登録後に公開の予定で、使う条件はまだ公開されていません
  • 取得後の表示のしかたは、IPA が今後公表します

※この記事は、IPA・経済産業省の資料をもとに要約して作成しました(2026年9月30日時点)。

参考にした情報

記事の内容は2026年9月30日時点の情報です。支援サービスの内容は比較表で確認できます。制度の最新の内容は、経済産業省・IPA の公式情報をご確認ください。

目的別

目的別のおすすめ SCS評価制度の支援サービス3選

調査した60件から、よくある目的ごとに、条件を公開情報で確認できたサービスを紹介しています。

当サイトは同社から報酬を受け取っていません

中小企業が★3を、料金を確かめてから頼みたいなら

SCS評価制度★3・★4取得支援

  • 情報処理安全確保支援士・システム監査技術者・CISAなどが在籍し、登録セキスペが★3の専門家確認や自己評価の妥当性レビューを行う
  • 要求事項をIPAの中小企業向けガイドラインのひな型も使って自社環境に合わせた規程・実装に落とし込む
  • 受注側の★取得に加え、発注側として委託先に求める★水準の方針整理や委託先管理規程の見直しも支援
公式サイトを見る ↗詳しく見る →選定条件と確認結果(5件が該当)→

当サイトは同社から報酬を受け取っていません

★4まで見すえて、文書の整備から伴走してほしいなら

サプライチェーンセキュリティ評価制度対応支援サービス

  • ★3は自己評価結果をコンサルタントが分析し専門家確認付きの評価報告書を提供
  • ★4は文書確認とインタビューでギャップを評価し、第三者評価の取得まで伴走
  • 文書整備・実行支援・定着支援までオプションで継続支援
公式サイトを見る ↗詳しく見る →選定条件と確認結果(3件が該当)→

当サイトは同社から報酬を受け取っていません

まずツールで、自社で★3の準備を進めたいなら

SPC Trust Chain

  • ★3・★4の評価基準ごとに解説付きでセルフチェックし、複数人でのコメント共有や未対応事項の課題管理ができる
  • セキュリティ文書のファイル管理や、外部の委託先が作業できる運用代行アカウント、ログ保持による監査対応
  • 取引先へのセキュリティチェック依頼・回答収集・自動評価・受入承認を一元管理(独自チェックシートも可)
公式サイトを見る ↗詳しく見る →選定条件と確認結果(1件が該当)→

確認日:2026年9月27日。条件をすべて公開情報で確認できたサービスが複数ある場合の選び方は、各「選定条件と確認結果」のページに記載しています。